相続税の基礎知識:税額控除

相続税の基礎知識:税額控除

被相続人から財産を相続した場合は、相続税を納めなくてはなりません。

 

 

 

しかし、相続においては基礎控除の他、配偶者控除、未成年者控除、障害者控除、相次相続控除などの税額控除があるため、実際に課税が発生するケースは遺産相続全体の5%程度に過ぎません。相続税を算出する時は、まず基礎控除を引きます。

 

 

 

基礎控除は「5,000万円+1,000万円×法定相続人数」となっており、遺産総額が基礎控除の額以下であれば税金は掛かりません。基礎控除を差し引いて残った遺産額が課税対象額となり、その額に税率(相続額に応じて10%〜50%)を掛け、それから控除額(相続額に応じて50万円〜4,700万円)を引いた額が相続税の税額となります。

 

 

 

それを相続額に応じて按分した額が各相続人の納税額です。ただし、相続人が税額控除の対象に該当する場合は、納税額からさらに控除額を差し引くことができます。

 

 

 

まず、配偶者に対する控除があり、相続した財産が「法定相続分」または、「1億6,000万円までの額」であれば、相続税が免除されます。

 

 

 

未成年者控除では法定相続人が未成年者(20歳未満)の場合に、「6万円×(20歳−相続開始時の年齢)」の額が税額から控除され、障害者控除では法定相続人が70歳未満の障害者の場合に、「6万円(重度障害者の場合は12万円)×(70歳−相続開始時の年齢)」の額が控除されます。

 

相次相続控除とは、短期間(10年以内)に相続が2度以上あった場合、1回目の納税額に応じて一定の額が2回目の納税額から控除されます。